takumone7のIDでヤフオクに出品しているマイセン磁器を動画で紹介しています

マイセン花の輪舞(花のレリーフ)

幻のレッドオニオン&グリーンオニオン

幻のレッドオニオン&グリーンオニオン

当店においても、ブルーオニオンや朱金オニオン(カラーオニオン、ブルーオニオンレッド&ゴールド)を何度か出品しておりますが、このオニオンパターンには、幻のオニオンと呼んでもおかしくない超希少なオニオンパターンがあります。

それが、

・新しいオニオンパターン
・レッドオニオン
・グリーンオニオン

です。

百聞は一見に如かず。 まずは写真をご覧ください。
(The Book of Meissenより)

オニオンパターン

1739年にマイセンで生まれたブルーオニオンから派生し、これらのちょっと変わったオニオンパターンが生まれた時代背景、オニオンの図柄にマイセンの双剣マークが入った経緯について、ロバート.E .レントゲンの「The Book of Meissen」では次のように書いています。

ーーーーーー ここから ------

18世紀の終わりの時期、ブルーオニオンの図柄はマイセン磁器の蒐集家にとって魅力を失い、かなり生産を減らしていました。

19世紀に入り、貴族に代わって裕福な市民階級が生まれると、彼らは自宅の家具などにオニオンパターンをあしらったものを使い始めました。19世紀後半になると、ブルーオニオンの絵柄が大ブームになり、テーブルクロスやナプキン、ホーロー鍋などキッチン用品はもちろんのこと、スカート、ショール、ブラウスなど衣料品にも使われるようになりました。

この時期(1850年頃)に、マイセンでは「ブルーオニオン」の図柄に朱と金を加えた「朱金オニオン」のシリーズが作られています。

欧州においてブルーオニオンの図柄が流行し、たくさんの工場でコピー商品が作られると、マイセンにおいてもそれに対抗する措置が考えられました。マイセンの絵画部門長のルートヴィヒ・シュトゥルムは、全く新しいオニオンの絵柄を設計、生産しましたが受け入れられませんでした。また、上絵付けで緑色の、および赤い色のオニオンの絵柄も作られましたが、それぞれシリーズとして生産されることはありませんでした。

当時、ブルーオニオンの図柄は著作権で保護されておらず、誰でも使用することができました。そこで、マイセンは、自社の製品を保護し、他の製品と簡単に区別できる方法を考えていました。

そこで考えられたのが、マイセンの交差した剣のマークを、オニオンの図柄の装飾に書き加えることでした。現在のマイセンのブルーオニオンシリーズの竹の根元の所に双剣マークが見られるのは、このときからになります。

いろいろな資料により、それは1888年と推定されます。

ーーーーーー ここまで ------


欧州で爆発的にオニオンパターンが流行した時、マイセンでは朱金オニオンをも含めて4種類ものオニオンパターンの磁器を新たに生産していたのですね。

しかし現在までシリーズとして残っているのは、朱金オニオンのみです。

他の3種類のオニオンパターンについては、当店で懇意にしているドイツの骨董商の話によると1910年頃には生産が終了しているとのことで、現在ではお目にかかれない幻のオニオンパターンとなっているようです。




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