takumone7のIDでヤフオクに出品しているマイセン磁器を動画で紹介しています

マイセン花の輪舞(花のレリーフ)

マイセンの品番と高台内側の数字

マイセンの品番と高台内側の数字の意味

マイセンの品番

まずは、下のドイツのマイセンの公式HPの一部をご覧ください。

64%,マイセンアラビアンナイトC&S品番

このサイトの中ほどにある、「680710-23582-1」というのが、

アラビアンナイトシリーズで、グロッサーアウスシュニット型で作られたコーヒーカップ&ソーサーモチーフ1)の品番となります。

この品番は、一見してわかるように3つの部分からできています。
680710、23582、1です。

最初の6桁の数値は「絵柄No.(デコレーションナンバー)」を、

2番目の5桁の数値は「型番(フォームナンバー)」を、

3番目の数値は絵柄が数種類あるときの「モチーフナンバー」を現しています。

すなわち、

この品番「680710-23582-1」は、

680710で、これはアラビアンナイトのシリーズですよ。

23582で、型はグロッサーアウスシュニットで、コーヒーカップ&ソーサーですよ。

1で、この絵柄のモチーフは1番ですよ、と言っているのです。


ちなみに、アラビアンナイトのデコレーションナンバー680710は統一された後の新しいナンバーであり、品番ではないのですが旧ナンバーの「1354b」というナンバーが書いてあるものも存在します。
(品番ではなく、次の話題のアラビアンナイトの高台内側に書いてあるデコレーションナンバーの話になります)

私も調べていてわかったのですが、アラビアンナイトは1973年にグロッサーアウスシュニット型によって初めて発表されたわけではありません。

もう少し歴史は古く、1964年にツェプナーが作った「Gitterrelief」(グリットレリーフ?)というディナーサービスの型に、1966年ヴェルナーが絵付けをしたのが始まりのようです。(1976年のベルリン博物館でのマイセン展カタログより)

その後、喫煙サービスの「Mosaikrelief」(モザイクレリーフ)や、コーヒーサービスの「607」が生まれ、1973年ツェプナーが造ったグロッサーアウスシュニット型にヴェルナーが絵付けを行い世界中であまりにも有名なコーヒーサービス「Groβer Ausschnitt」(グロッサーアウスシュニット)が発表されるという流れになっていきます。

その当時のデコレーションナンバーが1354bであり、高台の内側に680710の代わりに1354bと描かれています。


付け加えて、フォームナンバーの5桁の数字「23582」を解説いたしますと、これはさらに2つに分かれます。

「23」 と 「582」 です。

「23」はグロッサーアウスシュニット型であることを表し(発表当時のものには22もあるよう)、

「582」がカップ&ソーサーを表しています。

面白いのは、コーヒーソーサー自体が「562」、カップが「572」、合わせて「582」となるところです。

同じように、紅茶用ソーサーが「613」、紅茶用カップが「623」、合わせて「633」となり、アラビアンナイトのグロッサーアウスシュニット型の紅茶C&Sの品番のフォームナンバーは「23633」となります。

マイセンの高台の内側にある赤い数字は?

マイセンの底に書いてある赤い数字は?

上の写真は、当店で出品したアラビアンナイト、グロッサーアウスシュニット型のコーヒーカップ&ソーサーのうちのソーサーの高台の内側の写真です。

マイセンの食器類の高台の内側には赤い数字で「〇〇〇〇〇〇/△△△△ (ちょっと離れて右もしくは下などに◇◇)」と描かれています。

解説をいたしますと、

6桁の〇〇〇〇〇〇の数字は、デコレーションナンバーを表しています。
アラビアンナイトは680710、サマーナイトドリームは680691という具合です。

2~4桁の△△△△の数字は、ぺインターナンバーを表しています。
55とか、68とか絵師により決まった番号が描かれます。

最後の◇◇は、絵柄が数種類あるものの場合描かれるモチーフナンバーで、モチーフナンバーがちょっと離れた場所に描かれます。
アラビアンナイトやサマーナイトドリームのC&Sやプレートではモチーフが1~12まであります。

ただし、例外もあります。

・C&Sの場合、デコレーションナンバーがソーサーにだけ描かれることがあります

・絵付けのない白磁には当然デコレーションナンバーなどは描かれません
(したがって白磁であるというマークの付いたマイセン、すなわち白を表すWeiβという文字が描かれているか刻印されているもの、マイセンマーク上に横一本のスクラッチのあるもの、マイセンマークの右に縦一本のスクラッチがあるもので絵付けが施してあるものは、白磁のマイセンに後から絵付けをした偽物ということになります  私も昔引っかかりました涙)

・下絵付けのブルーオニオンではぺインターナンバーが青色で描かれます

・Bフォームなど金彩を多く使う物ではぺインターナンバーが金色で描かれます


では、フォームナンバーはどうなっているのでしょうか?

5桁のフォームナンバーは通常刻印されています。
よく写真を見てみると23613というフォームナンバーが見て取れると思います。

ただし、この刻印は薄くて見えづらかったり、例えば18cmプレートの00501の場合、初めの00を省いて501と刻印されていたりします。
また、別ページに書きますが刻印ではなく印刷されている場合もあります。

また余談ですが、グロッサーアウスシュニット型ではコーヒー用ソーサーも紅茶用ソーサーもまったく同じ形のソーサーになります。
それでもドイツなので、コーヒー用のソーサーには「23562」を、紅茶用のソーサーには「23613」を刻印しているのかと思いきや、違っていました。
今まで当店で扱ってきたアラビアンナイトを見る限り、ソーサーには「23613」の刻印しか見当たりませんでした。
(写真にあるコーヒーカップ用のソーサーも23613ですね)
グロッサーアウスシュニット型のソーサーの型番は全て「23613」なのでしょうか?
まあ考えて見れば、絵付け前のソーサーがコーヒー用に使われるのか紅茶用に使われるかは分からないので、全て同じ刻印にしているのではないでしょうか?

シリーズ名新デコレーションNo.旧デコレーションNo.
アラビアンナイト6807101354b
サマーナイトドリーム6806911382c
インドの華 リッチピンク34341050b
狩人のほら話 モカ6821101458
カラーオニオン8001170d

*あくまで個人的に調べてみたことですので間違っている部分もあるかもしれません。ご参考までに♪



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